「営業職になったら稼げるの?」「きつい割に稼げないんじゃない?」と悩んでいる人はいませんか。仕事が多くて大変な割に稼げないという噂も口コミを探してみると見つかるでしょう。「営業職になってもつらいだけではないか」と不安になりますよね。
しかし、営業職は稼ぎやすい給与体系が整えられています。頑張って仕事をすれば報われる仕組みになっていることが多いのでです。この記事では営業職の魅力として知られるインセンティブについて詳しく紹介します。
■営業職の給与体系は歩合制かインセンティブ制度がある
営業職の給与体系は歩合制が主流になっています。一般的な職種の人の場合と何が違うのかを確認していきましょう。
▶︎営業職は基本給+手当の給与体系とは限らない
一般的な職種の場合には基本給が決まっていて、各種手当が加味されることで月給が確定する仕組みになっています。残業をしたら時間外手当、休日に働いた場合には休日出勤手当が加算されます。営業職でもこのような手当は支給されますが、さらに歩合またはインセンティブがつくのが一般的です。
▶︎歩合制・インセンティブ制度とは
歩合制やインセンティブ制度は営業職が出した成果に応じて給与が換算される仕組みです。営業職は顧客にアプローチをして契約を勝ち取ったり、商品やサービスの購入をしてもらったりするのが仕事です。その成果が企業にとって欠かせない売り上げに直結します。そのため、個人として達成した契約数や売上高に応じて追加報酬が支払われる制度ができています。歩合やインセンティブは追加報酬のことで、営業職は成果を上げるほど稼げるのです。
▶︎インセンティブの条件や歩合率は会社によって異なる
歩合制やインセンティブ制度は法律によってルールが定められているわけではありません。営業職の場合には成果報酬がある給与体系が一般的ですが、インセンティブの条件や歩合率は会社によって違います。
例えば、月間契約数にノルマがあって、ノルマを超えた数に比例してインセンティブが支払われる企業があります。一方、売上高の20%といった形でノルマがないケースもあります。商品やサービスの種類ごとに異なるインセンティブが設定されている場合もあるなど、仕組みはさまざまです。ただ、成果を出せば給与が増えることは共通していて、精力的に働くモチベーションになります。
■インセンティブ・歩合がある営業職の魅力
インセンティブや歩合があるのは営業職にとって大きな魅力になります。ここまでにもメリットを簡単に説明してきましたが、あらためてインセンティブがある魅力を確認しておきましょう。
▶︎売上や契約数にこだわるモチベーションが上がる
インセンティブがあることで売上や契約数にこだわって働こうという気持ちが高まるのが魅力です。企業にとって営業職は売上や契約数を増やすために雇っている人材です。その目的に沿って企業に貢献するモチベーションを上げてもらう目的でインセンティブ制度が導入されています。売上や契約数は数字で評価できるので営業職の平等な評価になる点からも導入する企業が多い制度です。
売上や契約数が上がれば仕事の達成感があり、さらに収入が増えるのでやりがいも大きくなります。
▶︎スキルアップを通して成長できる
インセンティブがあるとスキルアップをしようという気持ちが高まります。営業スキルを磨いて契約を取りやすくすることができれば、さらに給料が上がるからです。
最初のうちはいくら顧客にアプローチをしても売上にならずに悩むこともあります。しかし、上司や同僚から営業の仕方を学び、自社製品の特長を勉強し、魅力を効果的に伝えるプレゼンテーションスキルを身につけるとだんだんと成果が生まれてきます。知識やスキルの習得によって売上や契約数が上がるのが数字としてはっきりとわかるので、自己成長のモチベーションも高まるのです。
スキルアップをすれば将来性の高い人材になれます。インセンティブや歩合があることで実力や実績が増えて将来的にも活躍できる人材に成長しやすくなります。
▶︎会社によっては年収1000万円以上も目指せる
インセンティブや歩合をどのくらい受け取れるかは企業によって大きな差があります。営業による顧客獲得の価値が高い法人営業や、商品単価が高い業種、基本給に比べて歩合の割合が大きい外資系企業を選ぶと成果次第で年収を1000万以上にすることも可能です。
営業スキルは業種を越えてさまざまな現場で応用できます。歩合率が高い企業に転職してさらに収入を上げることも可能です。興味を持ったジャンルの商品を取り扱っている企業に転職してもっとモチベーションを上げて営業をおこない、売上や契約数を増やしていくこともできるでしょう。将来的な展望広く、稼げる道を選んでいけるのが営業職のメリットです。インセンティブや歩合が大きい会社は将来的な職場として大きな魅力があります。
■まとめ
このように営業職の給与体系として一般的な歩合制やインセンティブ制度は、成果に応じて収入が増える魅力的な仕組みです。売上や契約数を上げるモチベーションになり、スキルアップをして効率よく成果を上げていく原動力にもなります。企業は営業職に売上アップや契約獲得によって貢献して欲しいと願っています。そのモチベーションを上げてもらうための仕組みが歩合制やインセンティブ制度なのです。給料にこだわって働くと勤め先の経営目標の達成にも寄与でき、高い評価を受けて昇進できることもあります。
営業職は収入にこだわる働き方ができるのが魅力です。歩合やインセンティブがもらえるのがその理由なので、稼げるようになりたい人は営業職に転職して成果を上げていきましょう。