近年、政府が力を入れていることもあり、子育をしながら働く女性、ワーキングマザーは年々増加傾向にあります。こういった風潮を受け、大手をはじめ女性の働く環境改善にも注目が集まっていますが、実際に「子育てと両立できる職場とはどのような職場でしょうか?」「女性の働きやすい職場とは?」今回は仕事と家庭の両立するためのポイントについてお伝えしていきます。

 

■子育てをする女性が働きやすい職場とは?

そもそもの定義として、育児中の女性が働きやすい職場とはどのような職場なのでしょうか?育児休暇取得や時短勤務ができ、周囲の理解やサポートがあることなのでしょうか?ママ社員が多く女性管理職がいる職場でしょうか?それとも、出産後も昇給や重要ポジションを任せてもらえ、キャリアアップし続けられることなのでしょうか?一言で働きやすいといっても、人によって求める働きやすさには違いがかなりあります。

ですから、まずは、自分がどのような環境であれば働きやすいと感じるかを知ることが仕事と子育てを両立するためのファーストステップとなります。

 

■子育てと仕事を両立するための3つの方法

恐らく、女性が子育てと仕事を両立するためには大きく3つの方法があります。働きやすい仕事をみつけること、現職で働きやすい環境を作ること、そして、家庭内で働きやすい体制を作ることです。

 

①女性が働きやすい仕事をみつける

・女性専用の転職サイトやサービスを利用する

女性専用転職サイトは、女性目線での働きやすさやキャリアパス等の情報が通常の転職サイトに比べ豊富に掲載されています。また、女性専用転職エージェントは女性の働き方に精通したキャリアアドバイザーがアドバイスをしてくれるため、子供の成長に合わせどのような働き方やキャリアを目指せるかといったことも知ることができ有用です。こうしたサイトやサービスに求人票を出す企業は女性の活躍に期待していたり、社内環境を整備している場合が多いため、一度チェックしてみると良いでしょう。

 

・求人票から女性の働きやすさを謳う根拠を調べる

求人サイトで「女性活躍中」というフレーズやフラグがついる求人も多く存在します。しかし、必ずしもあなたにとって働きやすい環境とは限りません。働きやすいと打ち出す根拠を探し、検証する必要があります。

口コミサイトや企業についてのニュースや記事、採用ブログなどからも企業体質について知りましょう。調べてみると、意外にも少数のベンチャー企業の方がリモートやフレックスや子連れ出社に理解がある事例もあります。また、優秀な女性が多い企業であると制度利用実績が多く、育休復帰後もキャリアを目指しやすい場合もあります。求人に掲載されている働きやすさを裏付ける根拠を探すことは、入社後のイメージギャップやミスマッチをなくす上でも重要な作業です。

 

・募集ポジションの特性をチェック

例えば、社内で一人しかいないポジションの場合、自然と休みづらさが増すため、同じ仕事をしている人が他にもいるポジションをお勧めします。同じポジションの社員がいた方が子供の急な発熱や平日のイベント時にも休みを取りやすくなります。研修体制が整備されていたり、複数名募集の場合は同じポジションの社員がいる可能性が高いため狙い目です。

 

②現職で働きやすい環境を作る

・周囲への感謝を忘れない

病児保育の登録や実家のサポートを依頼していたとしても、母親が仕事を抜けざるを得ないケースは起こり得ます。急に休むことはワーキングマザーであれば致し方ないことではありますが、あなたが休むことで周囲の社員の仕事が増え、負担が増すことも事実です。ですが、ここでは「周りに迷惑をかけるな」と言いたいわけではありません。自分の穴を埋めてくれる同僚への感謝の気持を積極的に表していきましょう。

ワーキングマザーのなかには、「子供がいるから休むのは仕方ない」「周囲は自分を助けて当然」という態度の方もします。育児で大変なことはわかりますし、子供のために休むことは会社員の権利でもあります。しかし、サポートをする側の社員からしてみれば、代わりに仕事を請け負っても感謝もお詫びの言葉もないようであれば、何かあった時に助けてあげようとは思わなくなります。自分が大変な時には支えてもらい、感謝を伝える。周囲で大変な人がいれば助ける。ギブ&テイク、助け合いの精神を忘れずに働くことは女性の働きやすさを作る上でも、人としても大切なことはないでしょうか。

 

・仕事で成果を出す

ワーキングマザーは保育園のお迎えがあるため残業もしづらくなり、限られた時間内で与えられた責務を果たすことが求められます。「子供がいるから」「時間がないから」と成果を出せない理由を環境のせいにしても何も変わりません。最悪、育児社員の印象を損ねる可能性すらあります。

であれば、どうしたら短時間でも成果を出せるか、効率を高められるかに向き合った方がビジネスパーソンとしても母親としてもスキルアップができてお得ではないでしょうか?

働く母であるあなたが成果を出せば、会社に重宝され、女性の働きやすくなる制度(フレックス勤務やリモートワーク)の導入にも積極的になってくれるかもしれません。家庭では、短時間でも家事をこなせるようになり、子供といる時間を増やせるかもしれません。

 

③家庭内で働きやすい体制を作る

・家族の理解を得る

どの家庭でも働きやすさを左右する重要な要素かもしれませんが、パートナーや家族の理解やサポートを得ましょう。パートナーとしては家事も育児も積極的にしているつもりであっても、働く女性から見れば不十分であり、不満が溜まりやすいケースを多く見受けます。ですから、家事育児の役割分担をし、パートナーに求める家事育児レベルを明確にすることをお勧めします。

まずは、分担表を作って互いのタスクを視覚化して分けましょう。役割として任せた方が、責任を持ってタスクをこなしてくれるので、わざわざ頼む手間とストレスを省けます。

そして、「ちゃんと子供をお風呂に入れておいて」とザックリとパートナーに伝えるのではなく、「子供を夕方にお風呂に入れたら、クリームを塗って、髪を乾かしておいて」と、要望を具体的に伝えるようにすると、互いの目線合わせができ、「なんでちゃんとやってくれないの?」という無駄な争いもなくなります。

 

・適度に手を抜く、息抜きをする

小さな子供がいれば部屋はすぐに汚れますし、片付きません。やることは無限大に増えるため、完璧を目指さないことも大切です。宅配サービスを利用して買い物の手間を省き、乾燥機付き洗濯機や掃除ロボットで掃除を簡略化するのもありです。他にも自治体のファミリーサポートや、シッターサービス、家事代行等働く家庭を支える支援策も最近では増えてきたの、新たな情報をキャッチし、あなたの働きやすさを作っていっても良いのではないでしょうか。

母親がいっぱいいっぱいになると、家庭にも仕事にも影響がでます。あなたのコンディションを整えることが子育てと仕事を両立する一番大切なことなのではないでしょうか。

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■まとめ

家事と育児をしながら働くことは計り知れない苦労や困難があります。自分だけで抱え込まず、上手に周りを頼り、女性が働きやすい社会にしていきましょう。