営業職として働き続けて早数年、仕事にも慣れ、わかる事も増えてくると「このままでいいのかな?」と将来について考える機会が増える方も少なくありません。
営業職としての将来を考える際に、「自身のスキルはどれくらいなのか」、「スキルアップの為には何をすればいいのか」など、疑問に思うこともたくさん出てくるでしょう。
そんな人に役立つのが、営業職に関する資格や検定です。明確な指標をもって自身のレベルを知る事で、将来の目標が見えやすくなるだけでなく、資格を持っている事でキャリアアップや転職に有利に働く可能性もあります。
ということで今回は、営業職に役立つ資格をご紹介します!

■自身の営業力を証明できる3つの資格

まずは営業の知識やスキルを証明できる以下3つの資格をご紹介します。
・営業士検定
・セールススキル検定
・セールスレップ
資格の取得で自身の実力を証明できるだけでなく、「営業職とは?」という、今まで実務で覚えてきたため言葉では説明し辛い部分を、資格勉強を通して再度インプットする事ができます。
各資格について詳しくご紹介していきましょう。

営業士検定

「営業士検定」は、日本営業士会(JSP)が認定している検定です。
合格すると営業士として認定してもらえます。
営業士検定は初級・上級・マスターの3段階のレベルがあり、一般スタッフレベルであれば基本的な営業業務に関する内容の「初級」が適切。
管理者へのキャリアアップを目標としている方は、営業管理や指導も内容に含まれる「上級」が望ましいでしょう。
最も難しい「マスター」は高度なマネジメントやマーケティングに関する内容になるので、管理職や経営層向けと言われています。

セールススキル検定

「セールススキル検定」は、セールスコーチング協会が主催している検定です。
前述の営業士検定は基礎からマネジメントまで、組織での営業職としての能力値を測る試験なのですが、一方でセールススキル検定は個人の営業能力を測る内容で構成されています。
1,2,3級と3段階のレベルがあり、初めて試験を受ける方は全員3級からの受験となります。
3級は未経験者や学生でも受ける事ができるので、他職種から営業職への転職を考えている方にも有益な資格と言えるでしょう。
2級、1級は営業職としての実務経験が無いと受験できないので、資格取得をする際は、経験年数に応じて早いうちから段階的に受験していく方が良いのではないかと思います。

セールスレップ

「セールスレップ」は、日本セールスレップ協会が主催する資格試験です。
レベルは4段階あり、3級、2級、マイスター、エグゼクティブセールスレップの順に階級が上がっていきます。
営業に関する基本的な知識だけでなく、経営マネジメントやコンサルティング、ICTなど様々な知識が求められる資格試験です。上記の2つの試験よりもボリュームが大きいのですが、これからの時代に必要な営業力について理解を深めることができる資格でもあります。

■更なるステップアップを目指す方に役立つ2つの資格

営業としての自分の価値を証明する為の資格だけでなく、プラスアルファでの付加価値を付けたいと考えている方や、すでに前述の資格はある程度受験したことがある方は、更なるステップアップの為に以下2つの資格もおすすめです。
・TOEIC
・MBA
どちらも営業職に特化している訳ではなく、どんな業種や職種でも役立たせることができるものです。
では、これら2つが営業職でどのように役立つのかをご紹介していきましょう。

TOEIC

TOEICは英語のリーディングとリスニングの能力を測るテストです。
日本国内で営業をしていると英語を話す機会はあまりないかもしれませんが、グローバル化が進む昨今で英語が話せる事は大きな武器になります。
海外の取引先が多い企業では、TOEICのスコアを採用の指針にしたり、スコアに応じた手当を支給したりする会社もありますし、業務上で英語を使う機会のない会社でも、TOEICのスコアをひとつの指標にしている場合があります。
尚、一般的にビジネスで使用できる英語力とされるスコアは750~800以上と言われています。

MBA

MBAは資格ではなく経営学の大学院修士課程を修了する事で得られる学位です。
修士課程で学ぶ事の中に、経営の実務に関する内容が多く含まれているため、経営を行う上で役立つ知識が学べます。
営業職経験の長い方や、将来的に経営側へのキャリアアップを目標としている方には、より役立ちます。
MBAで得られる知識は、モノを売る営業だけでなく、中小企業の経営者層を相手にしたコンサル的な営業にも役立つので、営業職としての幅も広がると言えるでしょう。

■まとめ

一括りに営業職向けの資格と言っても、様々なものがあります。
まずは自身のスキルレベルを把握する為の資格取得や勉強をおすすめしますが、その後は自身が身を置く業界または、興味・関心のある業界に特化した資格にも挑戦してみると良いでしょう。
業界に関する知識が増える事は、営業力の向上に必ず繋がると言っても過言ではありません。
まずは、自身の営業スタイルや将来について考えてみた上で、自身に合った資格試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。