働き方改革の施行やコロナウイルスの流行が影響して、転職面接をWebで実施する企業が増えています。
現地に出向く時間や費用を節約できるためメリットが高いと言われていますが、初めてWeb面接に臨む場合、立ち振る舞いに迷うことも多いでしょう。
今回は、Web面接で失敗しないための準備や、知っておきたいマナーを解説します。 
いざという時慌てずに済むよう、目を通してみてくださいね。

■まずはWeb面接の準備をしよう!

志望動機やキャリアプランなど面接で話す内容を準備することも大切ですが、Web面接の場合、面接環境を自分で整える必要があります。
まずは面接官にマイナスの印象を与えないよう、準備をしていきましょう。

通信機材を揃えておく

パソコンやWi-Fi環境などを整備し、問題なく通信できるようにします。
データ容量がない状態で面接に臨んだり、スマートフォンからのテザリングで通話したりすると、通信環境が不安定になって音声や画像が乱れる可能性があります。
あらかじめスピードテストを実施し、ダウンロード50Mbps以上、アップロード30Mbps以上の環境にしておくことが理想です。
また、相手の表情を見やすくするためにも、スマートフォンやタブレットよりパソコンからアクセスするのがおすすめです。

背景を整えておく

Web面接の場合、カメラに自宅背景が移り込む可能性があります。
洗濯物や食品などが置かれていて生活感が出ていないか、漫画やゲームなど場に適さないものがないか、チェックしましょう。
どこまで問題ないか迷う場合は、壁のする前で面接するのがおすすめです。
パソコンを置くテーブルや台の高さを調整すれば小さなスペースでも問題ありませんので、自宅のどこで面接を受けるか決めておきましょう。

Web会議システムのアカウントを作成しておく

ZOOMやSkypeなど、指定されたWeb会議システムのアカウントを作成しておきましょう。
なかにはアカウント作成なしで直接繋がれるシステムもありますので、面接先企業からの指示に従います。
注意したいのは、既にプライベート用のアカウントを保有している場合です。
アカウント名がハンドルネームになっていたり、アイコンがビジネスシーンにそぐわないものになっていたりする可能性がありますので、事前に確認しておきましょう。

雑音や生活音を排除する

マイクの精度が高い場合、余計な雑音や生活音を拾ってしまう恐れがあります。
洗濯機や電子レンジの稼働音・テレビの音・周辺の工事音などに気をつけ、なるべく音を排除しておくのがポイントです。
同居家族がいる場合、面接がある旨を伝えてその時間は自室に入らないようお願いしておく必要があるでしょう。
また、意外と盲点となるのがインターホンの音です。
急な来客や荷物があって「ピンポーン」と鳴ってしまう恐れがありますので、Web面接中だけでも音を切っておきましょう。

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■Web面接時に失敗しやすいマナー

Web面接であっても、基本的な面接マナーは変わりません。
スーツ・髪型・メイクはビジネスシーンに合わせ、背筋を伸ばし、挨拶から始めましょう。
しかし、Web面接だからこそ考えておきたいマナーが増えることも事実です。
ここでは、Web面接時に失敗しやすいマナーを紹介します。

自分が話すときはカメラを見る

Web面接の場合、画面に映っている自分の目線とカメラからの角度が異なり、「目が合わない」と感じられてしまうことがあります。
ほとんどの場合パソコン画面上部にカメラが設置されているため、常に下を向いているような印象になってしまうのです。
相手の表情や反応を確認するために画面を見たくなってしまいがちですが、自分が話すときだけではカメラを見ましょう。
面接担当者のパソコンで見ると、しっかり目が合うように感じられます。

入室は3~5分前に行う

Web会議システムへのログインは、予定されている面接開始時刻の3~5分前に行うのが理想です。
ホストである面接担当者に「〇〇さんがミーティングルームにログインしました」と通知されてしまうため、あまり早すぎると急かしているように受け取られる恐れがあります。
反対にギリギリの時間にログインすると、万が一通信環境が悪かった場合、必要以上に時間を割いてしまうことになりかねません。
ログインして以降はいつ通信が繋がってもいいよう、離席せず待ちましょう。

通信は相手に切ってもらう

Web面接が終了したら、通信は相手に切ってもらいます。
電話はかけた方が切るのが正しいと言われているように、オンライン通話でもかけた側(場所を用意した側)が切るのが原則です。
挨拶もそこそこにこちらから切ってしまうと、いわゆるガチャ切りのような印象になってしまいます。
ただし、2~3拍待っても通信が切られないようなら「ありがとうございました。失礼します」と一言断ってから自分で切ることも可能です。

■Web面接でカンペは使ってもいいの?

Web面接は面接担当者に手元を見られないため、あらかじめカンペを用意する人もいるようです。
話したいことをまとめておくには効果的ですが、何百人もの面接を担当してきた人であれば、メモを読んでいるような目線・話し方はすぐ察知できるため、使わない方が無難でしょう。
どうしても使いたい場合は、カメラの近くなど高めの目線になる場所にカンペを設置するか、パソコン上でメモソフトを立ち上げてポイントだけ入力しておくことがおすすめです。
どちらにしてもメモを読んでいることが伝わらないよう、原稿を読んでいるような機械的な対応にならないよう配慮することが欠かせません。

■まとめ

普段Web会議システムを使い慣れていないと、どんな風にコミュニケーションが取れるのかイメージできない人もいるでしょう。
まずは基本的なマナーや注意事項を抑え、慌てず面接に集中できるよう準備しておきましょう。

余裕があれば、家族や友人とWeb会議システムを使って事前に通話してみるのがおすすめです。
操作方法に慣れておけば、対面面接と変わらない使用感にしやすくなりそうです。